アフター311新しい価値観を求めて

2011年10月

 3月11日を境に、私の価値観が大いに変化した。日本、現代社会に生れてきて、必ず死すべき存在の私が目指してきたものは、単純に、至高感覚を実感することだったように思います。
 3.11以降、至高感覚について考えていたのですが真の至高感覚とは、多くの方に喜んでいただくことを実行することに尽きるのではないかということです。私自身は小さな体験しかありませんが、他者に喜んでいただくことの感動はかえがたいものです。美しいものを愛でるなど想像の世界だけではありますが、それらを超えたところに他者への奉仕の喜びはあるように思います。
 ガンジーがインドの方を平和裏に安定と豊かさへの道へ導いたように、我が国にもそんな指導者が出現してほしいものです。

 アフター311の視点として「弱者」というキーワードを持つ必要があると思う。弱者とは現代社会において競争の土俵に上がれない人々であります。障害を持った人、老人と呼ばれる方々など公平に戦いに挑めない人です。そんな方を厚生労働省がまとめ、同じ行動をとって頂くのです。例えば、消費行動ですが、障害者雇用法をきちんと順守しているメーカーにはシールを配布し、その製品に添付して頂きます。弱者のみならず、同じ価格なら国民の大多数がシールを張ってある方を購入されるのではないでしょうか。

前ページ   トップページへ戻る   次ページ