前ページ   P6   次ページ
幸福の報告書
、「水と人間の身体」とのかかわり、生きていくうえで水は実に大切なこと、妻やその仲間達が扱っている水なるものがどのように作られ、どう身体に作用するのかを理解することができました。私が30数年という長い間、苦しんでいた事がどうして解決したのか、その原因は元気な水を身体に入れたことにより、生命維持をつかさどる自律神経のバランスが取り戻せたからだと確信するのには149ページで充分でした。「水」・「生体恒常作用」・「視床下部」等につきましては是非、その本をお読みになって頂きたいと思います。
 私が妻に水が作用してこうなったんだ、と言うと、この時とばかり祖母(当時
92歳)の健康診断のデータを持ち出してきました。「ねえ、見てみて、凄いでしょ」それは掛かりつけのH医院の検査報告書で、水を取り付ける前のデータ20032月には「H」の印が三つあり、9月のものは「H」は一つもありません、7月に取り付けたのですから僅か3ヵ月ほどで全て正常の範囲に入った事になります。Hのところは脂質系のところでして本人が食事に気をつけた為かもしれませんが、4年たった、今年20076月のデータにも「H」「L」はひとつもありません。
 ここで96歳の祖母(マリヤの母)を紹介したいと思います。
 昔から六十の手習いという言葉を聴きますが彼女はなんと78歳で型染め(正しくは型染めの技術を使った独自の絵画)を習い始め、今、96歳で教える程になっています。78歳の時、教会恒例の行事になっているにバザーに出品するのが目的で協会員が様々な作品を作り、持ち寄っていました。彼女はその頃、趣味で人形を作っていましたが、ある方が展示されていた「型染め」の作品を見ているうちにその当時学んでいた、水墨画のとの組み合わせに、何か面白いものが出きるのではと感じたそうです。そして一度だけ基本を教えていただいたのが始まりでした。当時ご主人もお元気で本業のピアノの他、絵画、彫刻が好きで型染めについてのアドバイスもたくさんしてくれたと、楽しそうに話します。

 以来18年を経過し、我が家のリビングで、教会の多目的ホールで、先日は小平の知り合いのいるケアハウスでも一緒に作ることを楽しんでいました。そのほかにも月に一度はご近所の先生にピアノを習い(お金は受け取って頂けません)教会に俳句、習字を提出しています。日ごろの生活でも炊事、洗濯(干すこと)食器洗いなど、動作こそゆっくりですが、はるかに若い方々に負けない生活ぶりです。最近も私がサッカーを見ていますと一緒にいた彼女は、あれはどうして旗を上げるのと聞きます、オフサイドのことなのですが説明に困りました。サッカーの基本で初歩的なルールのですが説明は難しいものですね。ともかく、あらゆることを知りたい、知ろうという気持ちが満ち溢れている人です。その祖母も水を飲む以前とその後では、実に様変わりな健康状態です。
 ある日私が隣の狭山市で仕事をしていましたところ、妻から電話で「母の具合が悪いようなのですぐに帰って」とのこと、20分ぐらいだったと思
トップページへ戻る