あめんぼ通信 No.3
(2009年1月)
発行 |
いるま川筋文化 ネットワーク事務局 |
〒357-8555 飯能市阿須698
駿河台大学環境スポーツ研究室
TEL&FAX042-974-7147
第1回「入間川の自然と親しむ」が天候に恵まれた日曜日
(2008.11/9)に予定どうり実施されました。
午前11時、南林副代表がテープカットのオープニングセレモニーを皮切りに各種催し物がスタートしました。会員およびボランティア・スタッフを含め、飯能市、入間市等の一般参加者155名にて、タイトル通り“入間川の自然と親しむ”イベントが午前11時~午後3時の間、大きなトラブルもなく実施され無事終了しました。
土方代表感想
まず、一歩漕ぎ出したて良かったと言う事に尽きます。
実践の積み重ねの中で大きな目標に向かえばよいと思います。与えられることではなく、自分たちの生活や地域の文化環境をより良くすることですから、一人一人が努力して、積み重ねる事が重要です。
広い世代と様々な価値観をぶつけながら動き出せば方向が定まるものです。
これは出船です。 楽しく安全な航海には、様々な技術や道具立て、クルー、海上気象や海事が必要です。進路・航路とつぎの寄港地が観えていれば航海を皆で楽しめます。
12月17日(水)「反省会及び忘年会」開催
12/17(水)、入間市立図書館西部分館2階会議室において前期「入間川の自然と親しむ」イベントの反省会及び会議終了後、近くの中華料理店(めんふく)にて忘年会が開催されました。ここに企画から実施までの流れと、反省会にて出された意見や当日の様子及び担当スタッフの声や事務局に寄せられた声をご報告します。
◎ 企画からイベント実施まで
l 9月11日 第2回運営委員会にて、イベント企画案承認される。
l 9月21日 第1回、会場の雑草刈り(集いの場作り)
l 9月25日 川岸コンサート(あめんぼコンサート)出演者確認
l 10 月1日 地域活性化応援マガジン「AINA」にイベント広告掲載決定
l 10月15日 飯能県土整備事務所に「河川一時使用届出書」及び「同事務所の後援等に係る承認申
請書」の提出
l 10月19日 ① 売店用の食材担当者会議(女性会員ミーティング)
② 第2回、会場の雑草刈り(河川を皆が楽しめる場にしよう)
l 10月24日 イベント保険加入契約
l 10月28日 「水辺の里親制度参加申し込み」(入間川では5団体目)
l 10月29日 飯能市役所に「市の後援等名義使用承認申請書」提出
l 10月30日 飯能市、日高市にエリアをもつ、埼玉県西部地域、唯一の日刊紙「文化新聞」にイベ
ント案内が掲載決定
l 11月 1 日 ①第3回目の会場の雑草刈り
② 飯能県土整備事務所による、駐車場カヌー乗り場の整備完了
l 11月 6日 テレビ飯能に取材申し入れ
l 11月 7日 入間漁業協同組合に「アユ焼き器具」借用
l 11月 7~8日 大型パオテント設営。 机、椅子、カヌー、手づかみ用鯉搬入
l 11月 9日 第1回自主イベント「入間川の自然と親しむ」開催
午前11時~午後3時 参加者総数155名
l 11月19日 福島つり堀センターにお礼挨拶、入間漁業協同組合に器具返却、お礼挨拶
l 11月25日 飯能県土整備事務所に「イベント事業実績報告書」提出
l (※ 以上がイベント企画から実施までの概容です)
◎各担当スタッフの声―――当日の様子や意見
川岸コンサート |
l 雨模様で音響機材のトラブルが心配だったが、雨も降らず、コンサートは、熱く楽しくできた。
l ネコの会の参加者は本物のネコを連れて来ていたり、自由な雰囲気が大変良かった。と言っていた。
l 大方の出演者からは、本当に楽しくて、年1度にかぎらず実施すれば、リピーターも増えるのではないかとの意見が出た。
売店コーナー |
l イベント当日前は、天候がどうなるか、参加者の人数予想など分からず、食材購入など心配があったが、早目に完売した物(鮎の塩焼き、その他)もあり結果的に成功でした。
l スタッフの娘さん(幼稚園児)のとん汁の呼び込みの声は大変人気がありました。(“とん汁はいかがですか~!!”)
体験コーナー |
l ころ柿(つるし柿)作りは、柿が、全部さばけたこと以上に、縄ない作業の方が意外な人気になり、まるで「縄ない教室」のようでした。
l 魚のつかみ取りコーナーでは、親子連れが20名ほど参加し、特にトラブルもなく、手づかみした鯉をビニール袋に入れ、喜んで持ち帰って頂いた。
カヌー乗船 |
l カヌーの乗船経験者はすくなく初めて乗ったという年配者が多かった。(参加者34名)
l 川岸から見た川と、川面側から見る川岸の風景の違いに驚きの声があった。
l 川の水が意外にきれいで魚がよく見えた。
l 魚が泳いでいると、カヌーを停めて魚を見せてくれるなど学生さんのサポートが親切だった。
l 人気のあったカヌー体験遊びでは、寒い日の冷たい川に素足で入って親切にサポートしてくれた駿河台大学の学生さんたちのご協力には大変感謝いたします。
会場全体の印象 |
l 大型のパオ(蒙古風の丸型テント)が土手側にあり、売店担当からは川全体を見ることができなか今回のイベントは、川原の会場があってこそ実施出来ました。
l った。張り場所に一工夫して欲しかった。
l 大型パオの存在感やファイヤー(焚火)は自然空間の雰囲気がよく出ていた。
l 少数スタッフによる運営で忙しく、音楽のステージは見られなかったが会場に終始音楽が流れていたのは大変心地よかった。
運営全般について |
l 観念先行だった組織がイベントという行動に入れてよかった。
l 少人数でここまでできたこと、皆さんの努力に感謝です。
l 自然とか環境についての見方が、良くも悪くも個々に違うことが分かった。
l ボランティアとは何だろう。大学との関わり方など、今後の方向性についてもう少し明確にしたら良いのでは。
l ボランティア組織に多様な考え方があるのは当然で、意見を聞いた、聞いてもらえないなどの評価の前に、小さな行動を通して、徐々に共通のビジョンを持てるよう、長いスパンで考えながら行動する組織にしよう。
l 里山保全等をはじめ、対象は子ども達がメインだと思う。自然と接することの大切さを、行動をもって子ども達に伝えていく努力。また、山、川、海の環境保全のグループとの交流も大切になっていくと思う。
l 今後は、小さなイベントをはじめ、現場に出て活動できるよう、お互いに努力しよう。
会場整備の環境整備に大変なご協力をいただいた飯能県土整備事務所の皆様、大変ありがとうございました。
l 今回のイベントは、川原の会場があってこそ実施出来ました。その会場を提供頂いた会員の釣り堀センターの福島さん、また会場の雑草刈りには、身の丈を超えるほどの雑草や雑木の混じった荒れた川原を、天気の良い日はほぼ連日、作業に従事してくださった会員の山崎さんの存在なしには、このイベントはなかったと大変感謝、感謝です。 そしてまた天気にも、イベント終了までもたせてくれた自然の恵みに感謝します。
◎会計報告
l 今回のイベント当日の収支について、アユの塩焼き、焼きそば、蕎麦がき、豚汁、フランクフルト、ホットコーヒーなどの売り上げ等で、合計19.876円の利益が出ました。
※ 来年は、さらに良いイベントになりますよう、皆様のご協力よろしくお願いいたします。
◎ その他の報告
1) 事務局員の紹介
神田 正・マリヤのお二人は、12月より週1回のペースで、事務局(駿河台大学、土方教授研究室)
にて、資料整理、通信事務、ホームページの作成・更新作業等に従事しています。
Yahoo・Google検索「various川筋」中央左「いるま川筋文化ネットワーク」をクリック
2) 埼玉県の「水辺の里親制度」
l 参加行事として、次の日程にて川辺の清掃活動を実施します。ご都合のよい会員は、奮ってご参加
下さい。
2009年1月17日(土)13:00~15:00(雨天中止)
2009年3月21日(土)13:00~15:00(雨天中止)
※ 集合場所:両日とも「福島釣り堀りセンター」(飯能市南町14-28)にて集まり、その近辺の川
辺を清掃、雑草刈りをします。
※ 服装・持ち物:汚れても良い軽装、軍手やビニールふくろ(3,4枚)あればトング、鎌など。
3) 年度末(1月~3月)のイベント予定
l 入間川のマップ作成を兼ねた水辺の散策や講演会
l 駿河台大学でのビオト-プ作りやホタル再生事業へのボランティア参加など
4) 原稿の募集 テーマ「こんな活動(または行動)をしました」
l 自然と親しむ行動、環境保全、自然保護、清掃活動など、どんな小さな行動でも結構です。またひとりでも2~3人の小グループの活動でも結構です。W
あめんぼ通信が皆さん方の情報交換の場になれば幸いです。